撮築ブログ
皆さんは写真を撮る際に、「手ブレ」をしてしまった経験はないでしょうか?
実は、ストロボを使用して撮影すると手ブレが抑えられます。
特にECサイトなどビジネスで掲載する写真がブレていたら、うまく伝わらない可能性もあります。ストロボを使用して手ブレのないシャキッとした写真を撮影していきましょう。
▼ストロボの基礎知識は、オンライン動画研修「ビジかんアカデミア」でもご受講いただけます。
目次
手ブレはなぜ起きるのか?答えは簡単で、「人間は動く」からです。
三脚など何かに固定した状態でしたらブレることはありませんが、人間はピタッと止まることは難しいため、手で持ったカメラがブレて手ブレした写真ができてしまうことがあります。
なんとか息を止めて静止して撮影していても、ブレる時はブレますよね。
手ブレは、シャッタースピードの速さの設定でも変わります。
カメラはシャッターーボタンを押すとシャッターが開き、シャッタースピードで設定した時間が来るとシャッターを閉じます。ただ、シャッタースピードは1/60秒や1/125秒といったほとんどが一瞬ですので、それを意識したこともないかもしれません。
しかし人間は絶えず動いていますので、その一瞬の間でも動いてしまうと手ブレしてしまいます。
また、「焦点距離」によっても変わります。焦点距離とは簡単にいうとレンズの広角望遠の数値です。手ブレしないシャッタースピードは、「1/焦点距離(秒)」までと言われています。
例えば200mmの望遠レンズを使用していると、「1/200秒」までです。それよりも遅いシャッタースピードだと手ブレがしやすくなります。
暗い部屋などですと、露出を明るくするためにシャッタースピードを遅くしたいところですが、そうすると手ブレする確率が増えてしまうことになります。
では、ストロボで撮影すると手ブレしないのはなぜでしょうか?
もちろん露出設定やストロボの出力設定にもよりますが、手ブレせずに撮影することが可能になります。
それは、ストロボの光の速度(閃光速度)が非常に速いためです。ストロボの光が光っている時間ですね。機種や出力(ワット数)にもよりますが、1/200〜1/10000秒よりも速いものもあります。
1/10000秒といったらかなり短い時間なので、その間にブレることはかなり難しいですね。水しぶきなども止めて撮影できるようになってきます。
カメラで地明かり(その場の明るさ)では写真に写らないような露出アンダーな露出設定をし、ストロボの明るさだけが写るようにカメラの露出とストロボの出力を設定します。そうすることにより、ストロボの光だけが写真に写るようになります。ストロボの閃光速度が人間が動くスピードよりも速いため、手ブレせずに撮影できます。
弊社サービス「撮築(サツチク)」では、ストロボの手配・設置だけでなく、撮影のコンサルやストロボ撮影方法のレクチャーもしています。
社内で撮影を内製化されたいとお考えでしたらお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
また、弊社では「社内に撮影できる人材を育成する。」をテーマに、写真撮影や動画撮影の内製化を図りたい法人様に向けて研修形式で提供する「撮トレ」を提供しています。
広告やPRなどのマーケティング目線も含めた写真・動画の撮り方や考え方を、短期集中・出張形式で実践的に撮影レッスンいたします。
カメラやレンズ選びもご相談いただけますので、まだ購入していないという企業さんでも大丈夫です。
極力全国対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
ストロボの基礎知識は、オンライン動画研修「ビジかんアカデミア」でもご受講いただけます。
ABOUT
貴社の撮影スペースや撮りたいイメージから、最適なプランを提案します。
ライティングに必要なストロボ等の撮影機材を手配し、貴社に配送します。
現場に伺いストロボを設営します。機材使用方法や撮影レクチャーもします。
広告写真家で中小企業診断士の佐治が、「ビジネス」×「クリエイティブ」の視点でご支援します。
株式会社ビジネスのかんさつ
オルタナクリエイツ
撮築ブログ