撮築ブログ
今回も「ストロボ・ライティングのメリット」シリーズです。
今回のテーマは、「ストロボ・ライティングで写真撮影すると、写真の雰囲気を統一することができる」です。
インスタやECサイトなどで、写真が縦横に並んで表示されることも多いと思います。その時に写真の雰囲気がバラバラになってしまうとブランディングの意味でイメージを損なってしまう可能性があります。
ストロボを使用することで、常に同じ光の雰囲気で撮影することが可能になります。これもストロボ撮影の大きな特徴の一つとして言って良いでしょう。
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目次
ストロボでの撮影は難しいのではと思うかもしれませんが、実はストロボを覚えると「自然光って難しいなぁ…」と思う時期がやってきます。少なくともボクはそうでした。
実は、自然光での撮影は難しいのです。
短時間の撮影で、ずっと晴れている時であればまだ問題ありませんが、太陽が雲に入ったり出たりすると光量が変わります。そのためカメラの露出がコロコロ変わるので撮影者としては大変です。
露出が変わるどころか、直射日光と日陰では全く写真の雰囲気が変わってしまうので、統一なんてもんじゃありません。
自然光でロケをしていると「太陽待ち」という謎の時間が生じることもあります。
ちなみに、同じ場所で同じアングルで撮った実験をしてみました。
思いっきり影が入りますね。
少し待って、曇ってきたのでまた撮ってみました。
同じ場所、同じアングルなのですが、全然雰囲気が違いますよね。
もちろん露出もまったく異なりますので、カメラの設定も難しいです。
太陽は朝と昼と夕方で位置が異なりますので、外でも部屋の中でも光が異なってきます。光源が変わってきてしまいますので、光の方向も変わってきます。それにより写真の雰囲気も変わってきてしまいます。
太陽は残念ながら止まっててくれないのですが(止まっても困るけど)、ストロボは固定しておくことができるため、光源・光量を常に保つことも可能です。
窓から自然光が入っても、室内の光(蛍光灯など)も写真に影響してきます。企業さんによっては、部屋の照明を消すことは難しいという場合もあると思います。
オフィスで働いている方がいる横でライティングを構築することもあるため、なかなか照明は消せませんよね。しかしそんな光が写真に影響してくるので、コントロールがしにくいのが自然光の厄介なところです。
ストロボは一度構築して、そこから触らなければ、光源の位置も光量も変わりません。とっても安定します。もちろん被写体の形や素材・色によってはストロボの位置を少し動かした方が良い場合もありますが、どこにどう置いてどのような出力にしていたかを記録として残しておけば、前の状態に戻すことも可能です。
ただ、最初の構築がやっぱり難しいですね。
外部の光の環境に捉われず、効率的かつ安定的に撮影するならばストロボでの撮影は最適です。
「サツチク」では、みなさまのビジネスに適した撮影を実現できるように相談から設営、撮影レクチャーを提供しています。
株式会社ビジネスのかんさつでは、「社内で写真撮影ができる環境を整えたい」「写真撮影を内製化したい」という企業様向けに、ストロボによるライティング環境構築サービス「サツチク」を提供しています。お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
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貴社の撮影スペースや撮りたいイメージから、最適なプランを提案します。
ライティングに必要なストロボ等の撮影機材を手配し、貴社に配送します。
現場に伺いストロボを設営します。機材使用方法や撮影レクチャーもします。
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